- 日系企業で働いているタイ人社員
- 日本人とビジネスをしているタイ人
- 人事・人材開発部門の方(日本人の方はタイ語が分かる方のみ)
※本講座はタイ語で行います。
「なぜ私の意見を求めるの?上司なのにどうして自分で決めないの?」
「なぜ日本人はいつも報告しろ、とうるさいんだろう?」
「また残業?日本人はどうして家族より仕事を優先しているの?」
「時間厳守、身だしなみ、マナー・・・
日本人ってどうしてこんなに細かいんだろう?」
日本人とタイ人が仕事をするうえで「価値観の違い」が原因で起こる誤解やトラブルがたくさんあります。様々なトラブルに対してその都度なんとか対応できたとしても、その原因を理解していなければ、同じようなトラブルが繰り返し起こり、根本的な問題解決にはなりません。こうしたお悩みを根本的に解決するためには、研究とデータに基づいた理論と実践的なスキルを学ぶことが必要不可欠です。 本講座では、まず「文化とは何か?」を改めて正しく理解し、異文化を読み解くフレームワーク(=ホフステードの6次元モデル(※1)を学びます。その後、演習やロールプレイを通じて、ビジネスの現場で使えるスキルとして習得するための練習を行います。また、クラス当日は、自分自身の文化的価値観を数値化して検証することができるアセスメント「カルチャーサーベイ(※2)」を受診します。 担当講師は、在タイ日系企業およびタイ企業の経営コンサルティングや人材育成、日本企業のタイ進出のサポートを行っているタイ人のスティ・パナワーン講師です。タイ人と日本人との文化的な特徴や価値観の違いを身をもって体験してきたスティ講師が、ホフステード博士の理論だけでなく、自らの実体験や事例も共有しながら、講義と演習を通じて、異文化環境におけるより良いコミュニケーションの手法を効果的に伝授します。
※1)ホフステードの6次元モデルとは異文化と組織文化研究の世界的権威であるヘールト・ホフステード教授が、国別の文化の違いを分類・スコア化したものです。6つの次元(切り口)から国民の文化を分析し、各国の平均的傾向を数値化することで、各国の相対的位置づけを把握することができます。当モデルは、IBMの社員(72か国・11万6千人)を対象に同教授が行った調査およびその後の長年の研究・理論がベースとなっています。 |
※2)カルチャーサーベイとは「ホフステードの6次元モデル」をベースとしたセルフアセスメントです。このアセスメントによって、自分自身の価値観を客観的に把握することができます。診断結果によって、価値観の違いにより起こりうる問題を把握することができ、スタッフ、取引先、顧客など、ビジネスでより良い関係を構築する手がかりを得ることができます。 |
Step 1: Submit Application | Step 2: Preparation | Step 3: Training Date: |
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※本講座はタイ語で行います。
中部大学国際関係学部卒。タイ国立チュラロンコーン大学文学部タイ研究課修士課程修了。研究テーマはタイ社会の変遷。留学時代に培ったタイ語とタイ社会/文化に関する知識・経験を活かし、2010年よりタイ王国元日本留学生協会の日本語アドバイザーとして日タイの政府機関や団体、企業との多様な日タイ交流プロジェクトをコーディネートする一方、協会付属日本語学校の教務主任としてタイ人・日本人のスタッフをまとめる。タイ滞在歴は20年を超え、日本人とタイ人との文化的な価値観の違いに寄因する摩擦への対応を日々実践してきた経験を活かして、異文化理解とマネジメントの分野での人材育成に活動の場を拡げている。ホフステード・インサイツ講師養成コース修了。
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