テクノロジーの進化や顧客ニーズの変化によって、事業や商品・サービスのライフサイクルが短くなり、ビジネスにおいてイノベーションをたえず創出することがこれまで以上に強く求められています。
一方で、たとえ大企業であっても新規事業の成功率は5%程度。つまり20回に1回しか成功しないといわれています。どんなに良いアイデアがあっても、どんなに突出した人材がいても、経営層をはじめとする組織のステークホルダーを巻き込むことができなければ、イノベーションは失敗に終わります。
このセミナーでは、従来のデザイン思考の要素に加え、イノベーションにおける組織の壁を乗り越えるための手法も含めて体系化した「FORTH Innovation Method」を体験していただきます。
メソッドに沿ったアイデア出しのセッションの様子。数時間で1,000以上のアイデアが出ることも。
FORTH Innovation Methodは、優れたアイデアを生み出し、企業の文化や政治的な事情などの障壁を乗り越える5つのステップを「探検」に例え、構造化したイノベーション・プロセスです。3Mを始めとした世界の多様な業種の企業で採用されています。
<Forth Innovation Method:5つのステップ>
<参考書籍>
『スタート・イノベーション! ―ビジネスイノベーションをはじめるための実践ビジュアルガイド&思考ツールキット』(著:ハイス ファン ウルフェン/訳:高崎拓哉/エヌ・エヌ新社/2015年)
――『スタート・イノベーション!』著者 ハイス・ファン・ウルフェン氏によるワークショップを体験して
2018年5月26日
依田 真美Yoda Mami相模女子大学 学芸学部 准教授
NPO法人「日本で最も美しい村」連合 資格委員
津田塾大学学芸学部、MITスローン経営大学院卒業(経営学修士)。北海道大学大学院博士後期課程満期退学(観光学博士)。大学卒業後、クレディ・スイスで証券アナリストとして日本の産業・企業分析を担当する。その間に、企業派遣でMITスローン経営大学院に留学。その後、格付機関スタンダード&プアーズにて、東アジアの事業法人、自治体、公的機関格付部部長や証券化本部長を歴任。2009年にかねてから関心のあった地域活性化に取り組むため、北海道大学の博士後期課程にて観光学を学ぶ。現在の研究テーマは、共創の場としての地域や、ソーシャル・イノベーション、自己組織化組織など。2012年にSanca Process Designを立ち上げ、参加型の地域戦略策定や組織活性化に取り組んでいる。ケース・ウェスタン・リザーブ大学Appreciative Inquiry資格コース修了。FORTHイノベーションメソッド認定ファシリテーター。
Cicom Brains ラーニング・センター
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