周りの反応に怯えることなく自分の意見を発信できる――「心理的安全性(psychological safety)」は、Google社の労働改革の成果として「チームの生産性向上の最も重要な成功因子である」と報告され、注目を浴びています。
厳しい競争に勝ち残る、あるいはストレッチ目標を達成することが求められる環境で心理的安全性を高めるためには、やはり現場で個々のメンバーと接する管理職の役割は非常に大きいといえるでしょう。一方で多忙によるコミュニケーション不足、ダイバーシティ推進、2020年4月施行の「パワハラ防止法」による規制強化など、企業および管理職として対応すべきことは多岐に渡ります。今回は企業の人材育成とメンタルヘルス、それぞれの領域から見た管理職の課題、解決のためのポイント、ソリューション事例をご紹介します。
ヒューマン・フロンティア株式会社 https://www.humanfrontier.co.jp/
太田 由紀Yuki Otaサイコム・ブレインズ株式会社
専務取締役
一橋大学社会学部卒業。株式会社リクルートにて中小企業の新規顧客開拓営業、および求人広告媒体の編集制作を担当。キャリアや人生を自ら切り開き構築する人々とともに歩み、支援したいという思いから1986年ブレインズ株式会社を設立。2008年にサイコム・インターナショナルとの合併を経て同年より現職。同社の人事を統括するとともに、研修プログラムの開発に力を入れる。また、講師としても約1万人への研修実績を誇る。担当研修はリーダーシップ強化研修、意思決定力強化研修、ビジョン立案強化研修、OJT強化研修、キャリア開発研修、UPAビジネスコミュニケーションスキル研修、UPAネゴシエーションスキル研修、UPAコーチングスキル研修など。近年では、組織のダイバーシティ推進および女性のキャリア開発支援に力を注ぎ、ミドルマネジメントを対象とする「アンコンシャス・バイアス研修」などの企業内研修に多数登壇。
高楊 美裕樹Miyuki Takayanagiヒューマン・フロンティア株式会社 カウンセラー兼講師
大学卒業後、金融会社で営業業務に携わる。その後のマーケティング会社で身近な人たちの不調をきっかけに心の問題に関心を持ち大学に編入して心理学を学ぶ。企業での勤務経験を活かせるよう産業カウンセラーの資格を取得。社団法人での電話相談、カウンセラー指導員などを通じて広く社会全般や産業界での相談を受ける。現在、ヒューマン・フロンティア株式会社カウンセラー・研修講師として活動。公認心理師(国家資格)、シニア産業カウンセラー、キャリアコンサルタント(国家資格) 心理相談員、認定心理士
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担当:内藤、関根