The Culture Factor @Tokyo 2016 同時通訳

分科会

Time 13:30pm-15:20pm

トラック A日本の持つ「文化力」の発掘と展望

パート1:
ジャパノロジー2020 ~世界を良くする日本らしさ~

Summary
東京2020とその先に向け、企業を取り巻く経営環境は待ったなしで変化しています。グローバル戦略を推し進めて行くための人材育成や組織開発の必要性が方々で叫ばれます。ただし、その内容は往々にして、欧米諸国と比べた時に日本人に劣る点に焦点を当てた議論が中心となりがちです。本セッションでは、日本人が本来持っている強みや得意とする能力にあらためて光を当て、その価値について議論していきます。
Speakers

井上 威朗 氏

井上 威朗 氏

クーリエ・ジャポン 編集長

  • 1971年 生まれ
  • 1995年 講談社入社、「アフタヌーン」編集部
  • 1999年 「Web現代」編集部
  • 2001年 デジタルコンテンツ部
  • 2001年 選書出版部(「講談社選書メチエ」編集部)
      この間、新雑誌「メカビ」創刊
  • 2005年 「アフタヌーン」編集部
  • 2009年 学芸図書出版部(ノンフィクション書籍
      この間、雑誌「g2」(「月刊現代」後継誌)編集部にも所属
  • 2013年 「COURRiER Japon」編集部
  • 2015年 より上記編集長

大野 智弘 氏

大野 智弘 氏

Kudan株式会社代表取締役

アクセンチュアでグローバル企業のコンサルタンティングを8年実施後、英国でゲームのパブリッシング会社を設立。その後2011年に英国ブリストルでKudan Limitedを創業、英国を拠点として欧州・米国等各国に向けたAR/VR/MRのコア技術であるエンジン及びプラットフォームの開発と提供等を行う。2014年日本法人であるKudan株式会社を立ち上げグローバルな組織体制のもと、今後は日本市場への展開も。

水島 淳 氏

水島 淳 氏

西村あさひ法律事務所 パートナー

国内外の企業・スタートアップのM&A、事業提携、国際展開、資金調達、新規ビジネス構築、IP戦略等の、戦略遂行の設計を助言。
2012年から2014年まで米国シリコンバレーにてハードウェアベンチャーWHILL, Inc.の設立メンバーを務め、事業運営・2ラウンド約15億円の資金調達に貢献。
また、米国コロラド州のスタートアップインキュベーターBoomtown Acceleratorにてメンターを務める(現職)。
成蹊大学法科大学院非常勤講師。M&A、国際租税等に関する執筆多数。
2004年東京大学法学部第一類卒業(LL.B.)、2013年スタンフォード大学ビジネススクール卒業(MBA)。

渡辺 寧 氏

渡辺 寧 氏

株式会社かえる 代表取締役

慶応義塾大学文学部/政策・メディア研究科卒業後、ソニー株式会社に入社。7年に渡り国内/海外マーケティングに従事。約3年の英国赴任を経てボストン・コンサルティング・グループに入社。メーカー、公共サービス、金融など、幅広い業界のプロジェクトに4年間従事。2014年に独立。組織を「変える」、組織の中で新しいアイデアの卵が「孵る」支援を行う株式会社かえるで活動。
ITIM組織文化診断・異文化コミュニケーション 認定アンバサダー

宮森 千嘉子 氏

宮森 千嘉子 氏

イティム ジャパン株式会社 代表

サントリー広報部勤務後、HP、GEの日本法人で社内外に対するコミュニケーションと
パブリック・アフェアーズを統括し、組織文化の持つビジネスへのインパクトを熟知する。また50 カ国を超える国籍のメンバーとプロジェクトを推進する中で、多様性のあるチームの持つポテンシャルと難しさを痛感。「組織と文化」を生涯のテーマとし、企業、教育機関の支援に取り組んでいる。英国、スペインを経て、現在米国イリノイ州エバンストン市在住。異文化適応力診断(IRC) 及びCQ(Cultural Intelligence) 認定ファシリテータ、MPF社認定グローバル教育教材<文化の世界地図>(TM)インストラクター、地球 村認定講師、デール・カーネギートレーナーコース終了。共著に「個を活かすダイバー シティ戦略」(ファーストプレス)がある。青山学院大学文学部フランス文学 科、英国 アシュリッシビジネススクール(MBA)卒。

Moderator

宮林 隆吉

宮林 隆吉 氏

電通総研 
シニア・コンサルティング・マネージャー

金融・通信・エンタテイメント企業のブランド戦略・新規事業開発に関わった後、社内横断組織サトナオ・オープンラボにてソーシャルメディア時代の消費者行動モデル「SIPS」の開発を行う。電通総研では、日本文化/企業の強みの再発掘を試みる「ジャパノロジー」プロジェクトをリード。イエセ経営大学院 経営学修士。一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 後期博士課程在籍。国際大学大学院MBA・グロービス経営大学院にて非常勤講師を務める。

パート2:
グローバル経営における日本の機会とチャレンジ:文化的側面から

Summary
多様で多彩な人材を引きつけ、世界のベスト、衆知を活かすには、それを実現する組織の文化と、文化的背景の異なるメンバーと協働し成果を出していくリーダーシップが求められます。グローバル経営において日本だからこそ発揮できる強さ、そしてチャレンジとは何かを文化的側面から、深堀します。
Speakers

ボブ・ワイスフィス 氏

ボブ・ワイスフィス 氏

ホフステード・センター マネージング・パートナー/イティム インターナショナル創業者

ILO(国際労働機関)のエコノミストとして世界90カ国の文化とマネジメント、経営手法を分析研究したのち、ヘールト・ホフステード博士とともに1985年にitim International, the hofstede centreを設立。以来、国民文化と組織文化の両面から、国際機関、教育機関、企業のパフォーマンス向上に従事。教授の組織文化のモデルを発展させ、企業がその目的を果たすための最適な環境づくりに貢献している。

古森 剛 氏

古森 剛 氏

株式会社CORESCO 代表取締役
マーサー ジャパン株式会社 シニア・フェロー

組織人事分野のコンサルティングを幅広く手掛け、特にグローバル化に伴う組織・人事面の対応、リーダーシップ開発、タレントマネジメント、英語環境における高難度ファシリテーションなどに強みを持つ。マーサーを始めとするコンサルティングファームに対して外部コンサルティング・リソースを提供しつつ、独自のプロフェッショナル・ネットワークを生かした新たなコンサルティング・ビジネスモデルの構築を志向。一般社団法人はなそう基金 代表理事、Mt. Fuji世界旅館プロジェクト プロジェクト・リーダー

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