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2021年12月3日report

日本人のための異文化理解と適応トレーニング『タイ人の価値観理解とマネジメント』 オンライン開催レポート


タイ人社員との信頼関係、築けていますか?
~異文化マネジメントを円滑に進めるヒントとは~

文:サイコム・ブレインズUBCL CO., LTD. 遠藤英恵 HanaeEndo

去る2021年12月3日に、IT関連や食料品製造などからの熱心な受講者の皆様とともに、“日本人のための異文化理解と適応トレーニング「タイ人の価値観理解とマネジメント」公開講座”を開催しました。


2020年のコロナ禍以降、行動規制の影響と新たなオミクロン株の広がりにより、対面形式での集合研修が制限される状況が続く中、サイコム・ブレインズUBCLでは、日本人向けおよびタイ人向けのオンライン講座を定期的に提供してきました。


オンライン講座は、「移動コストがかからない」「どこからでも参加できる」「質問しやすい」など、対面形式での集合研修とは異なる多くの利点もあり、また、コスト面でのメリットも大きいことから、今後コロナが収束したとしても引き続き活用されることが見込まれます。


本レポートでは、オンラインで開催した講座の様子を詳しくご紹介します。


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講座当日までにテキストが手元に届く、講座事務局からの安心のサポート体制

オンライン講座では、テキストは事前に郵送にてハードコピーをそれぞれの受講者に配布するので、講義中は画面上のスライドを見るだけでなく、そのテキストを手元に置いてご自身でも詳細を確認しながらすすめることが可能です。

講座の当日は開始10分前よりTeamsへのログインが可能となります。参加の手順において問題が発生した場合は、事務局スタッフが複数人待機しているので、メールやチャット機能などから問い合わせができ、迅速に対応できるよう準備をしています。


経験・知識の豊富な講師からの問いかけで始まる講義とディスカッション

午前中は、会社や普段の生活で体験したタイ人との異文化経験を、雑談を交えながら和やかな雰囲気の中シェアし、今感じているさまざまな「なぜ?」を受講者同士で共有していきます。オンラインでのディスカッションやアクティビティは、最初は不慣れな様子も見受けられますが、講師からの問いかけに答える形で皆さんの発言が次第に活発になっていきます。

「文化とは何か」「異文化理解がビジネスにおいてなぜ重要なのか」を改めて確認したうえで、タイの国民文化を形成する地理・歴史・宗教・教育などについて学び、文化や価値観の基本的な捉え方とタイ人の気質や国民性の背景について理解を深め、この講座のポイントとなる「ホフステードの6次元モデル」のフレームワークを活用した、より具体的な知識とスキルを身につけていきます。

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  • ヘールト・ホフステード教授
  • <ホフステードの6次元モデル~文化を理解する6つの次元とは?>
  1. 権力格差 (大きい 対 小さい)
  2. 個人主義 対 集団主義
  3. 男性性(タフ) 対 女性性(やさしい)
  4. 不確実性の回避度(高い 対 低い)
  5. 長期志向 対 短期志向
  6. 人生の楽しみ方 (充⾜的 対 抑制的)

「ホフステードの6次元モデル」の詳細はこちらをクリック

受講者は事前に受診したオンライン異文化アセスメント「カルチャーコンパス」の結果レポートから、自身の数値とタイおよび日本人の可視化したデータをもとに、異文化摩擦の原因分析やトラブル対策、自身の異文化マネジメント力を強化するポイントなどを客観的に把握することができます。


診断結果レポート(サンプル)


午後からのセッションは、「ホフステードの6次元モデル」の理解をより一層深めるため、実務に沿った 事例をもとにケーススタディーを行っていきます。6次元モデルを背景に日本人とタイ人のビジネスの場における相違や特徴を分析し、「効果的なコミュニケーション」や「報連相の質を上げる」、「求められる上司の在り方」や「タイ人の特徴を意識したモチベーションの高め方」など、具体的なマネジメント手法やアイデアをディスカッションし、実用的なスキルを習得します。また、“画面越しの講師が自分だけに講義してくれているような感じがする”といったオンラインならではの良さもあり、経験豊富な認定講師から得られる丁寧な解説とアドバイスに、「なるほど!」「わかりやすい説明で納得しました!」と満足度も高く感じられたようです。


実務的な知識やスキルをしっかり腹に落とし込んで、タイ人社員との協働やコミュニケーションをより良くしていきたいと議論がすすめられていく過程から、数時間の短い時間の中でも、はじめに受講者が持っていた「主観的な視点」から6次元モデルを活用した「客観的な視点」と「論理的な思考力」をより意識する、といったマインドセットの変化がみられ、非常に印象的でした。


“「ホフステードの6次元モデル」に当てはめて、会社全体の傾向をボードメンバーで共有しておくと、新任者にも会社の状況が把握しやすいと思った”

6次元モデルを使えば、タイ人との価値観の違いを客観的に理解できるようになることはもちろん、文化的な価値観の違いによって起こり得るトラブルを回避する力や柔軟に解決する力=「異文化への適応力(異文化マネジメント力)」が身に付きます。また、受講者からの上記の意見のように、タイ人社員との協働をより円滑に行う社内の共通言語のひとつとして、会社全体で有効的に活用することも可能です。

「時間にルーズでダメだ」、「指示待ちで、与えられた仕事しかやらない」「できます、と言ったのにできていない」など、タイ人社員に対する「なぜ?」をそのまま放置せず、タイという国の背景やタイ人を知ってみようと自ら歩み寄る試みは、異文化マネジメントを改善する大きな一歩となります。また、文化的価値観の違いに起因するトラブルへの対処に苦慮したり、イライラや戸惑い、不安やストレスを感じたり、コミュニケーションを敬遠しがちといった状況である場合、本講座で学べる「ホフステードの6次元モデル」の活用を習慣化することによって、客観的な分析と効果的な対策が可能となり、タイ人社員とのエンゲージメントを高め、強い信頼関係の構築にも繋がります。従来とは違うワーキングスタイルや社内コミュニケーションの仕方が求められるコロナ禍の今だからこそ、異文化マネジメント力の強化と組織力の向上に本講座をぜひお役立てください。

参加者プロフィール

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参加者の満足度

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参加者の声

以下、当日実施したアンケートで頂戴した受講者の声(抜粋)をご紹介します。

Q.参加後の感想(抜粋)
  • タイ人との仕事を成功させるためのコツを学びたいと思い、参加した。タイ人の考え方の根にあるものを知ることで、タイ人の考え方の傾向を理解しやすくなったと思う。
  • タイの国民性をよく理解した上で説明されていることがよく伝わってきた。学んだポイントを日々の業務に活かしたいと思う。
  • 人間関係重視の環境で、上司としてどのように関係を構築するかを考えさせられた。
  • ビジネスにおける日本人とタイ人の特徴のシートは、今後の仕事にとても役立つと思う。
  • 6次元モデルに当てはめて、会社全体の傾向をボードメンバーで共有しておくと、新任者にも会社状況が把握しやすいと思った。
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