自社社員の英語力強化の取組みとして、階層別・選抜型の社内研修からe-learningやオンライン英会話といった自己啓発のツール提供に移行する企業様が近年増加しています。その最たる理由は「成果が出るまでに時間がかかること」ではないでしょうか。実務レベルに達するためには、数日間の研修だけでなく、その後の本人の継続的な取り組みが必要であり、会社としてやる気やモチベーションの高い社員にのみ投資しようとする方針もよく理解できます。
一方、各社で英語学習をカウンセリングする中で、よくお見受けするのが、海外赴任・出張などが迫り、英語を習得する危機感や緊急度が極めて高い方であっても、自己啓発の仕組みの中で、思うような成果が出ず、学習が停滞してしまっているケースです。多くの場合、その原因はやる気ではなく「目標や課題と学習方法が合っていない」「非現実的なスケジューリングをしている」などの学習計画の甘さにあり、第三者のサポートが必要と考えます。
今回のセミナーでは、英語の自己学習で多くの方が直面する問題について実際のカウンセリングの事例とともに解説します。さらに、意欲や緊急度が高い学習者が、求める成果を出すための学習計画の立て方と、会社として行うべき支援について提案します。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
加藤 円Madoka Katoサイコム・ブレインズ株式会社
シニアコンサルタント
大学卒業後、児童英語講師、高校非常勤英語講師、留学コンサルタントを経て当社へ入社。シニアプランナーとして、英語基礎力強化、TOEIC対策研修、スピーキング力強化研修などの企画、教材開発、研修クオリティー管理、講師マネジメントに携わった。現在はシニアコンサルタントとして活躍中。オーストラリア、イギリス、アメリカの滞在経験から、英語をコミュニケーションツールとして、様々な国の人とディスカッションすることのおもしろさと難しさを実感する。自分の経験を生かして、英語学習についての悩みを共有することで、グローバルな環境で活躍する受講者の応援をしたいと考えている。