VUCAな時代の中間管理職に求められるマネジメントは難易度を増すばかりです。新しい価値を創造するためのイノベーション戦略、人手不足を補うためのダイバーシティ経営、生産性向上のための働き方改革…こうした様々な課題や状況の変化にスピーディに対処するために組織のフラット化が進みました。結果、多くの部下を持ち、より重大な意思決定を任される中間管理職にとって、時に自らもプレイングマネジャーとして活躍する状況において、その処理能力は限界を迎えつつあります。
「キャリア自律」という時代の流れの中で任されるようになった部下のキャリア形成支援に至っては「人生100年時代」の到来で長期化・多様化し、各種ハラスメントやコンプライアンスへの対応も相まって、その複雑さと難しさは困難を極めます。これをいきなり上司が丸抱えで支援するのは土台無理な話です。
このように、成果創出の難易度が上がっても中間管理職の奮闘に十分報いるだけの余裕が企業側になく、ベネフィットの減少とペナルティの増大が同時進行するような状況では、そのポジションを目指す若手社員は稀有な存在。だとすると、「中間管理職への登用」はまさに「罰ゲーム化」していると言わざるを得ません。しかし、自社の成長と存続を任せる中間管理職への会社からの期待はより一層高まっている、というのもまた事実です。
今回のセミナーでは、中間管理職への登用の「罰ゲーム化」を回避する3つのアプローチ、すなわち、組織構造・組織運営・組織文化をアップデートする際のポイントを確認したうえで、組織運営と組織文化に関する具体策として、サイコム・ブレインズとしてのソリューションを提示します。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
小西 功二Koji Konishi
サイコム・ブレインズ株式会社
ディレクター/シニアコンサルタント
神戸大学文学部卒業、名古屋商科大学大学院MBA。中小企業診断士。 前職では自動車メーカーのコンサルティングファームにて、系列ディーラーの経営改⾰を⽀援。販売台数の増加、利益拡大、赤字経営からの脱却、後継者育成など幅広い支援業務に携わる。2013年、サイコム・ブレイ ンズ入社。顧客企業のパフォーマンスが向上し、「社員が元気になる」様な研修プログラムの開発・提供に力を注いでおり、人や組織がよりよく変化していく事を体感できることが最大のモチベーション。大阪府堺市出身、趣味は映画鑑賞と車の運転。年に一度は10日間の一人旅に出ている。