Messagefrom CEO & Executive


CEO Message

社長メッセージ

Tadayasu Nishida
2030年への挑戦
個人主体の学びとボーダレスアプローチで
学びのイノベーションを
西田 忠康

サイコム・ブレインズ株式会社

ファウンダー 代表取締役社長
西田 忠康

Profile:早稲田大学政治経済学部卒業、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院で経営学修士号を取得。1985年、NTTに民営化1期生として入社し、資金調達、IR、海外事業投資を担当。1996年、MBA留学の経験をもとに、社会人が多大な費用と時間をかけずにMBAの内容を学べる仕組みを作りたいと考え、サイコム・インターナショナル(現サイコム・ブレインズ)を設立。ハーバードのケースを英語で議論するスクールを開校。2003年にはMITスローン経営大学院と共同でMOTプログラムを創設。その後、アジアでの人材育成拠点とネットワーク構築に尽力し、タイやインドネシアのビジネススクールと提携。最近では、個人のリスキリングとエンゲージメント向上の観点から企業教育の変革を支援している。2019年より3年間日本MIT会会長を務める。訳書に『分散型リーダーシップの実践 Xチーム』がある。地理への興味から50 カ国以上を訪問。

2030年に向けた新たな潮流

ビジネス環境は予測が難しく、変化のスピードは一層加速するばかりです。こうした変化は、労働人口の減少、価値観の多様化、それにテクノロジーの進化によってもたらされたものといえますが、そこには大きく2つの潮流があると考えます。

組織依存から個人主体の学びへ
組織に依存せずに、自らのキャリアを構築・発展させる力が求められるようになり、個人主体の学びが重視されるようになりました。企業には、いかにメンバーのエンゲージメントを高めるか、個々のキャリアとのシナジーを確保するか、新たなチャレンジが求められます。
ボーダレスでアジャイルに
組織力や企業価値を高めるため、ボーダレスな視点で国境や部門の壁を越えて活動し、アジャイルな方法で変化に柔軟に対応することが、非常に重視されるようになりました。

サイコム・ブレインズが取り組む3つのテーマ

このような2つの潮流の認識に立ち、当社がクライアントにご提供するのは下記の3つです。

①良質で標準化されたラーニングコンテンツ
サイコム・ブレインズは四半世紀の実績を持つ研修会社で、経営知識や思考力などのテーマや、ビジネスケースやロールプレイなど豊富なコンテンツ群とノウハウを活かし、新たなコンテンツ開発に取り組んでいます。
②Learning in the flow of work を可能にするプラットフォーム
業務やプロジェクトでの目標設定や課題解決の際、ストレスなく情報を取得し、都度学べる環境が求められます。我々は、タイムリーなコンテンツと使いやすいプラットフォームを提供し、効果的な学び方を提案します。
③研修目的との合致と成果の見える化を重視したカスタマイゼーション
具体的な企業戦略や業績目標の達成のためには、自社のためにカスタマイズした研修が有効です。だれを対象にどのような方法で行うか、実践に即したコンテンツの制作、成果の測定が重要になります。当社のコンサルタントは、これらをクライアントとともに進めてまいります。

サイコム・ブレインズは、これら3つのテーマを念頭に、個人の成長と企業の変革をグローバルに支援してまいります。


Executive Message

取締役メッセージ

Nobuyuki Ejima
学びと成長の未来への道:
先進的アプローチで
企業と社員の可能性を最大限に引き出す
江島 信之

サイコム・ブレインズ株式会社

取締役執行役員
江島 信之

Profile:同志社大学で心理学を専攻。卒業後、ユニチカ株式会社を経て、東証上場の独立系コンサルティング会社に入社。大手上場企業を中心に雇用調整コンサルティングからマネジメント研修、営業研修、覆面調査を使ったCS向上研修等幅広く組織活性化の支援を行う。在職中に同社が出資していた、メンタルヘルス専門IT会社の株式会社ライフバランスマネジメント社(現株式会社アドバンテッジリスクマネジメント社)にボードメンバーとして参画。その後Aon Consulting Japan株式会社(現Aon Solutions Japan)入社。マーケティング、営業、中堅社員向けの研修の講師、コミュニケーション研修等のコンテンツ開発などを行う。2012年サイコム・ブレインズ入社。現在はリレーション営業部門の責任者としてプロダクト販売戦略の企画・実行を指揮している。 京都府出身

現代のビジネス環境は急速に変化し続けています。特に、生成AIの活用が本格化し、人々が身につけなければならないスキルも今後大きく変化していくと考えられます。また人々の価値観も多様化し、その多様性を受け入れることができない企業は継続的な成長は望めません。これらの変化に遅れることなく対応し、競争力を維持するためには、社員が環境に適応できるようなマインドチェンジと継続的な学びが不可欠です。

私たちは、Learning&Developmentのプロフェッショナルとして、先進的なアプローチを提供することで、企業やその社員が持つ可能性を最大限に引き出すことを目指しています。例えば、映像教材は、研修講師や各分野の専門家による講義を自社スタジオで収録・制作し、毎月新講座をリリースしています。また当社で開発している最新の学習プラットフォームを活用し、場所を問わず効果的に学ぶことができる環境も同時に提供しております。このプラットフォームは、リアルタイムでのインタラクションやディスカッションを可能にし、研修の場以外での受講者同士の学び合いを促進します。さらに、受講者の進捗を管理し、効果的なフィードバックを行うことで、学びの質を高められます。

今後も企業や組織の課題はますます複雑化・多様化していくでしょう。一方で、ラーニングの可能性は無限大であり、学び続けることで新しい知識やスキルを獲得し、変化する環境に適応する力を養うことができます。

私たちはこれからも、学び続ける人と組織のために多様な学びをお届けしてまいります。


Executive Message

取締役メッセージ

Mikiko katsu
楽しくて役に立つ学びの旅程を
デザインします
勝 幹子

サイコム・ブレインズ株式会社

取締役執行役員
勝 幹子

Profile:上智大学外国語学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科卒業。電機メーカーの人事部勤務ののち、ソフトウェア開発のベンチャー企業にてアライアンスを担当。国内外のビジネスパーソンともっと自信をもって渡り合えるようになりたいと、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(MBA)に入学。多国籍な仲間と切磋琢磨しソウル国立大学への留学も経験。サイコム・ブレインズに参画後は多国籍な参加者向けの研修や海外体験研修の企画の立ち上げに携わり、インドネシア拠点の設立と運営を担当。最近では異文化マネジメントの講師や組織文化に関するコンサルティングでも活躍。海外出張に行けない昨今では、毎朝のジョギングや早めの就寝など健康的な生活習慣の継続に注力。鎌倉出身で将来の夢は海辺に住むこと。

「研修」と聞いて、わくわくと前向きな気持ちになる方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?どちらかというと「面倒だな」「厄介だな」と身構えてしまう方が多いのではないでしょうか?人間はだれしも今よりもっと良くなりたい、成長したいという欲求を持っており、そのための学びは本来、充実感があり楽しいものであるはずです。しかし、学校や会社を経て強制や競争が絡むことで「学び」が楽しくないものになってしまっているのが現状です。

サイコム・ブレインズは「Enjoy Learning Journey」をビジョンに掲げ、 学びに楽しいという感覚を取り戻すことで、社員育成の効率向上を目指します。

近年、育成プログラムに関連して増えているご要望は「社員が主体的に学べるしかけ」と「具体的で、実務で使える内容」です。我々は、育成プログラムのさまざまなプロセスにおいて、学んだことが「実務で使える」 と学習者自身が感じられるようにすることで、自然と学びが楽しくなり、「主体的に学ぶ」ようになると考えています。これがLearning eXperience Design、つまり学習体験の設計です。

現在は情報過多の時代です。学ぶための情報は書籍や会社が用意する教育動画のみならず、 YouTube等SNSでいくらでも手に入ります。今の社会人に必要なのは、これらのコンテンツから効率よく必要な情報を吸収し、それを実務でどう活かすのかについて仲間同士で話し合ったり、講師からアドバイスをもらったり、実践のシミュレーションをしたりといった活動が体系的にデザインされているもの、つまり、情報の海から出発し、職場での実践というゴールに到達するまでの旅程表なのです。

我々は、「学び」のデザイナーとして、企業それぞれが目指したいゴールをお伺いし、旅程表を作る役割を担っています。旅程表に組み入れるコンテンツについての知識はもちろん、コンテンツをどう組み合わせるのか、旅程の長さはどうするのか、コンテンツとコンテンツをどうつなぐのかといった導線のデザイン、つまり学習体験の設計についてのコンサルティングが今後より重要になってくると認識しています。

そして、より良い「旅程表」には、「楽しい」要素もふんだんに入っています。我々自身も常に楽しさを追求する姿勢を忘れず、多くの社会人が楽しみながら学び、成長する、そんな社会の実現に貢献したいと願っています。