2023年のIDEO社の日本撤退を契機に「デザイン思考はすでに終わった」という意見も聞かれるようになりましたが、果たして本当にそうでしょうか。
デザイン思考というと、発想法やプロトタイプといった部分がフォーカスされがちですが、その本質は、ユーザーに伴走しながら課題解決と創造をおこなう「人間中心(Human Centered)」の考え方にあります。今、多くの企業がDX、ダイバーシティ、ESG経営の推進、CXやエンゲージメントの向上、イノベーション創出などを喫緊のテーマとして取り組んでいますが、顧客や従業員の視点に立ちながら、アジャイルに発想と改良をくりかえすデザイン思考は、こういった課題解決にこそ大いに役立つツールなのです。
今回のセミナーでは、企業向けに越境学習プログラムや、戦略策定・新規事業創造などのコンサルティングを提供する塚本恭之氏を招き、 様々な経営課題を解決する「伴走型支援」としてのデザイン思考の活用法を紹介します。併せて、これからの企業を支える人材のスキルとしてデザイン思考がどう役に立つのか、また、どのように身につけると効果的なのかについて、塚本氏の体験や事例とともに解説します。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
塚本 恭之Yasuyuki Tsukamotoナレッジワーカーズインスティテュート株式会社 代表取締役
一般社団法人 企業間フューチャーセンター 代表理事
カシオ計算機株式会社にて経営企画や事業開発等を歴任。在職中から中小・ベンチャー企業、NPO等に無償コンサルを提供するプロボノ団体に参画し、スモールビジネス(中小・ベンチャー、NPO等)への経営課題解決に従事。また、同時並行で社会人のための対話セッション・ワークショップ「働きがいダイアローグ」を主宰。2014年にカシオ計算機を退職し、人材育成を行うナレッジワーカーズインスティテュート株式会社を設立。同年、企業間フューチャーセンターに参画。イベントなどのセッションファシリテーションを年間20件以上担当。2017年代表理事に就任。
・経済産業省 経営革新等認定支援機関
・経済産業省登録 中小企業診断士 情報処理技術者(ITストラテジスト、システム監査技術者)
・昭和女子大学 キャリアカレッジ 203030女性リーダーシップコース等 講師
・広島県福山市、静岡県沼津市、中小企業大学校、京都商工会議所などでのワークセッション・ファシリテーターを歴任
勝 幹子Mikiko Katsuサイコム・ブレインズ株式会社
取締役執行役員
上智大学外国語学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科卒業。
電機メーカーの人事部勤務ののち、ソフトウェア開発のベンチャー企業にてアライアンスを担当。国内外のビジネスパーソンともっと自信をもって渡り合えるようになりたいと、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(MBA)に入学。多国籍な仲間と切磋琢磨しソウル国立大学への留学も経験。サイコム・ブレインズに参画後は多国籍な参加者向けの研修や海外体験研修の企画の立ち上げに携わり、インドネシア拠点の設立と運営を担当。最近では異文化マネジメントの講師や組織文化に関するコンサルティングでも活躍。海外出張に行けない昨今では、毎朝のジョギングや早めの就寝など健康的な生活習慣の継続に注力。鎌倉出身で将来の夢は海辺に住むこと。
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