「異文化理解トレーニング」は、文化的な価値観の違いを理解するための理論(ホフステードの6次元モデル)をベースとして開発されたプログラムです。アセスメントツール「Culture Compass」や、リアルな状況設定を題材にしたケーススタディやロールプレイにより、受講者が異文化環境におかれたときの課題を客観的に把握し、どのように対応していけばよいかを具体的に学ぶことができます。
「ホフステードの6次元モデル」は、異文化・組織文化研究の権威であるオランダの社会組織人類者ヘールト・ホフステード教授が、IBMの社員(72か国・11万 6千人)を対象に行った調査、およびその後の長年の研究により確立した理論です。
「Culture Compass」は、この「ホフステードの6次元モデル」をベースとしたオンラインアセスメントツールです。このアセスメントによって、「自分自身」「日本人の平均」「関心のある国の国民」の三者による価値観の違いを客観的に把握することができます。診断レポートでは、価値観の違いにより起こりうる問題を把握することができ、スタッフ、取引先、顧客など、ビジネスでより良い関係を構築する手がかりを得ることができます。
福永 美保Miho Fukunagaサイコム・ブレインズ株式会社
コンサルタント/エキスパート
(異文化領域担当)
上智大学ドイツ文学部卒業後、JETROにて国際交流事業を担当。その中で文化がコミュニケーションに与える影響の大きさを目の当たりにする。幼少時をバングラデシュで過ごしたことから、元々文化の違いに興味があり、学生時代より35か国以上を訪れて現地の人々と交流をしてきた経験を持つ。その経験からも、長期的な真の国際交流やビジネスには相互の異文化理解が不可欠と考え、まずは自らを異文化の環境に置くため米国に留学。異文化関係学分野にて修士号を取得した。帰国後は、外資系異文化コンサルティング会社の立ち上げに携わったのちビジネスコーチング会社勤務、総合病院の職員の人材育成と国際化担当を経て当社へ入社。現在は異文化マネジメント、ビジネス英語トレーニング、ダイバーシティ推進プログラム、管理職研修等の分野のプログラムの企画や異文化研修のコンテンツ開発等に携わっている。
Cicom Brains ラーニング・センター
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