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イベントレポート

オンラインセミナー「リモート環境におけるDiSC®活用の促進 ~リーダーのためのチーム活性化の処方箋~」 「個」に合わせた対話の準備で、チームを引っ張る。

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2022.03.17
山﨑 俊樹 Toshiki Yamazaki
山﨑 俊樹サイコム・ブレインズ株式会社
ディレクター / シニアコンサルタント

再考すべきはメンバーとの対話の「機会」と「取り方」

2021年12月から2022年2月にかけて、「リモート環境におけるDiSC®活用の促進 ~リーダーのためのチーム活性化の処方箋~」をテーマとしたオンラインセミナーを開催しました。

日本では、まん延防止等重点措置がたびたび施行され、これまでのような対面型コミュニケーションが取りづらい状況が続いています。コロナ禍当初、リモートワークを余儀なくされる職場のリーダーから「メンバーとの対話で阿吽の呼吸が通じない」「メンバーの仕事の取り組み状況がわからない」といった声が聞こえ始めました。このような悩みは現在においても変わっていないようです。もしもこうした状態が今後も続けば、組織の一体感が弱まるだけでなく、自社のビジネスにも影響が出始めることが懸念されます。そうならないために、メンバーとのコミュニケーションの機会と取り方について、リーダーは再考する必要があるのではないかと考えました。それが、今回の複数回にわたるセミナー企画のきっかけになっています。

どのように「質問」「提案」「合意」すべきか。メンバーの行動特性に合わせた処方箋がある。

セミナーでは、メンバーとのコミュニケーションの機会をどのように設計したら良いかについて冒頭で触れ、コミュニケーションの取り方についてはメンバーとの対話のスキル原則をお伝えしました。そして、人の行動特性を理解するDiSC®と、行動特性の異なるメンバーに対するコミュニケーションのポイントについてお伝えしていきました。

お答えいただいたアンケートでは「メンバーとコミュニケーションを取る上での見直しのヒントが得られた」「頭の中が整理され新たな視点が得られた」「メンバー毎で対応を変えていく参考になった」といったコメントを多数いただきました。特にDiSC®の行動特性に合わせた面談時の質問、提案、合意のそれぞれのポイントは、有効なヒントとしてお持ち帰りいただけたのではないかと思います。

トライ&エラーで良し。自分から「対話のあり方」を変えてみる。

現在は、組織の中で働く個人の成長に焦点が当たり始めています。また、限られた業務時間の中で効率を考えながら成果を出すこと、価値観の異なる多様なメンバーと協業して仕事をすることが求められています。それを実現させるためには、より緻密なコミュニケーションの計画が必要になるでしょう。その面談や打ち合わせでは、どのようなゴールを目指すのか、そのために相手の何を理解し、何を提案するのかをしっかりと準備しておく必要があり、その際は、相手の行動特性を踏まえて行うことをお勧めします。DiSC®で言えば、主導スタイル、感化スタイル、安定スタイル、慎重スタイル別の準備です。こういった準備を丁寧に行えば、メンバーとの意思疎通はより良好なものになっていくでしょう。コミュニケーションの取り方を自ら変化させていくこと、そこから少しずつ、始めてみてはいかがでしょうか。

DiSC®及びコミュニケーションスキル研修の企画、運営についてもっと話を聞いてみたいと思われた方は、ぜひサイコム・ブレインズのコンサルタントにご相談ください。

  • 山﨑 俊樹 Toshiki Yamazaki

    山﨑 俊樹Toshiki Yamazakiサイコム・ブレインズ株式会社
    ディレクター /
    シニアコンサルタント

    千葉大学工学部卒業後、印刷関連メーカー企画宣伝部門にて勤務。1994年サイコム・ブレインズ入社。教育プランナーとして研修プログラム開発および講師を担い実績を挙げる。2008年より営業力強化グループの営業マネージャー。その後ジェネラルマネージャー、執行役員を歴任。東京都葛飾区出身。プライベートではプロレベルのジャズサックス奏者。都内のライブハウスやイベントなどで演奏している。自ら作曲も手掛けており、自己のバンドを率いて積極的に演奏活動を行っている。
    DiSC®認定インストラクター/Hogan Assessment認定コーチ

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