部下の成長を目的として行う1on1面談。リモートワークが浸透する中、上司と部下の接点を意図的に作る目的もあって導入した企業も多いのではないでしょうか。一方で、上司からは「問いかけて考えさせているつもりだが、本質的な問題に気づいてくれない」「よかれと思ったアドバイスに納得してもらえない」、部下からは「上司が一方的に話すだけで、自分の話を聴いてくれない」「正論としては理解できるが腑に落ちない」といった声が聞こえます。1on1が失敗するのは、実はこうした上司と部下の間の無理解や不信感によるものが多いのです。
組織として1on1面談を効果的に実施するには、単に管理職に対する表面的なマニュアルやスキルトレーニングで知識をインプットするだけでなく、面談の土台となる信頼関係の構築にまず目を向けるべきであり、人事はそういった側面から管理職を支援する必要があります。
本セミナーでは、企業内研修において1on1面談をはじめ、心理的安全性やハラスメントのテーマに取り組んでいる講師とコンサルタントが、「上司と部下が抱える悩み」「面談中の部下の心の状態や感情の流れ」をデモンストレーションとともに解説します。また信頼関係の構築をベースとした1on1面談を行うための心得と面談スキルを効果的に学習できる、管理職向けの映像教材をご紹介します。
デモンストレーションでは部下役を演じる方を参加者から募集しております。希望される方は申し込みフォームにチェックを入れてください。なお、複数の応募があった場合は、抽選とさせて頂きますのでご了承ください。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
松井 友香Yuka Matsui株式会社Ring Link 代表
2005年より民間の教育機関で心理学を学び始め、2007年より心理カウンセラーとして 活動開始。個人カウンセリングの他、企業研修・カウンセラー育成・グループカウンセリング等に携わり、多岐にわたって活動をスタートさせる。これまでに習得してきた知識・学習は多岐にわたり、来談者中心療法、傾聴技法、論理療法、認知行動療法、交流分析、コンフリクト・マネジメント等、30種類以上に及ぶ。これらの学習知識やスキルをベースとし、対象者や課題に合わせた、オリジナルの研修や講座に定評がある。『心理学を日常に使える“生きた学び”に』をモットーに、わかりやすく、現場レベルに落とし込んだ研修を実施している。
安田 絵理Eri Yasudaサイコム・ブレインズ株式会社
コンサルタント
法政大学経済学部卒業後、長瀬産業株式会社へ入社。日系自動車メーカーをクライアントに、提案型営業および海外生産拠点のための現地サプライヤー開拓に従事。その後、株式会社アデランスにて海外店舗の経営管理に携わる。それらの経験を通して、女性が働く環境や心身の健康など、日本企業の人と組織のあり方に課題を感じ、哲学、組織心理学、心理療法学などを学ぶ。サイコム・ブレインズに入社後は、組織風土変革、ヒューマンスキル向上、営業力強化など、様々なテーマの研修プログラムの企画に従事。多様性を喜び、個の特性を活かして自分らしく働くことができる組織文化の醸成をライフワークとし、Employee Experience(従業員体験)、心理的安全性、メンタルヘルスなど、社員の心にフォーカスした効果的な研修プログラムを開発すべく日々探求している。個人としてセラピスト、カウンセラーとしても活動。