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機械メーカー 入社5年目:若手社員が自分の意志を持ち、果敢に挑戦するために、上司も一緒に部下のキャリアを考える

お客様の課題

  • 入社3-5年目頃に、キャリアを見つめ直す人が少なくない。このタイミングで、改めて、会社の良さを実感してもらい、自分のキャリアを主体的に考えながら、自律型人材としてさらに成長してもらいたい。
  • 異動のスパンが短く、上司と部下の関係構築に難しさがあった。また、上司・部下の面談は実施していたが、その内容は目標進捗確認だった。上司には、部下の中長期的なキャリアビジョンを把握し、サポートするための知識・スキル・マインドも身につけて欲しい。
  • 管理職を目指す女性社員を増やしたい。

サイコム・ブレインズのご提案

入社5年目の若手社員とその上司、それぞれに以下のような内容の研修を同日の開催日で実施し、研修の最後のまとめとして、上司と部下の1on1面談を実施することをご提案。

【入社5年目 若手社員向け】『キャリア研修』
一人ひとりが「自分の人生は、自分で作っていくもの」というセルフリーダーシップの考え方をインプットするとともに、内省を深め自身のキャリアビジョンを描く。
【上司向け】『部下のキャリア開発研修』
若手社員のキャリアビジョンの実現には上司の支援が欠かせないことを理解した上で、個性と多様性を活かす育成のあり方やキャリア面談における対話のポイントを学ぶ。

プログラム設計のポイント

  • 上司と部下のキャリア面談を研修プログラムの一部として組み込む。
  • 入社5年目の女性社員のみを対象とした研修を実施する。理由として、お客様の組織では社員構成として女性社員の比率が少ないことから、組織における少数派が感じやすい「やりにくさ」、そこから生じる「自信の無さ」、「ロールモデルの少なさ」ゆえに、女性社員自身が自社におけるキャリアのあり方を狭めて考えてしまっている可能性があることをお伝え。
【研修の全体像】
研修の全体像

成果

  • 仕事に慣れてきて、自分のキャリアに悩みや迷いが生じている人が増える5年目という時期に、会社からの期待を理解した上で具体的なキャリアビジョンを策定することで、「仕事へのモチベーション向上につながった」「新たな仕事にも前向きにチャレンジしてみようと思えた」という声が多くあった。
  • 同期と悩みを共有し、内省を深め合うことで、「この先のキャリアをしっかり考えようという刺激を得た」、「異なる所属でも共通の悩みがあることに気づいた」、「入社5年目でも(高等専門学校卒、大学卒、大学院卒による)年齢幅があるため、自分と異なるライフイベントを経験している人の話が参考になった」といったポジティブな作用が生まれた。
  • 研修の最後に上司と部下がキャリア面談を行うことで、部下のキャリアについて話し合う時間をしっかりと確保することができた。また、上司が期待していたことと、部下が仕事で成し遂げたいと思っていたことが共有されたことで、キャリアビジョンの実現に向けて、目線を合わせることができた。

受講者の声(一部抜粋)

【入社5年目対象『キャリア研修』 受講者の声】
  • キャリアについて考え始めていたので、この入社5年目での研修実施はいいタイミングだと思った。
  • 目先の業務に追われ、自分の将来について中々考えることができていなかったが、今回の研修を通して自分の漠然とした不安や悩みに向き合うことができてとても良かった。
  • 自分のキャリアプランを考えることが得意ではなかったが、段階的に内省を深めることができて良かった。グループ内発表の際、同期からの質問で気づきを得ることもできた。
  • 上司とキャリアに関して本音で話せる良い機会だった。業務へのモチベーション維持につながった。
【上司対象『部下のキャリア開発研修』 受講者の声】
  • 直近、特に悩んでいた部下の育成や成長、働き甲斐への不満に対しての、支援のあり方として、一つの答えを見つけられたと感じ、非常に実りある時間だった。
  • 講師の話が分かりやすく、理論や理想だけでなく現実も織り交ぜながら説明いただき、腹落ちし易かった。
  • 本人がやりがいをもって仕事に取組み、キャリア実現に確実に近づいていることを実感してもらうことが、本人・会社の成長につながることを認識する機会になった。
【入社5年目 女性社員対象『キャリア研修』 受講者の声】
  • 女性としてのライフステージがある中で、この先活躍できるかという不安が払拭された。
  • マイノリティだからこそ意識すべき点、行動すべきことが明確になって良かった。
  • 講師の体験談もあり説得力があった。

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