コロナ渦に伴いリモートワークの導入や業務のDXが加速する中、働く人々の健康状態に様々な影響が出てきています。在宅勤務下で時間に余裕ができ、睡眠や食事などの生活習慣が改善された人もいる一方で、運動不足による体重増加やコミュニケーション不足によるメンタルヘルス不調など、心身に不調をきたす人も増えています。会社によるコントロールが届きにくい中では、ひとり一人が正しい健康行動を起こすことが重要であり、まさに社員の「ヘルスリテラシー」向上が求められる時代に突入したといっても過言ではありません。
ヘルスリテラシーとは、健康に関する情報を収集、理解、活用する能力のことであり、健康経営推進の観点から非常に注目されています。インターネットなどで大量の情報に簡単にアクセスできる現代だからこそ、情報を正しく理解し、活用するスキルの獲得が、社員と組織の健康増進に大きく関わると考えられます。
本セミナーでは健康経営・健康増進のプロフェッショナルである保健同人社と、人材育成のエキスパートであるサイコム・ブレインズの2社が、社員のヘルスリテラシー向上施策についてそれぞれの視点から紹介します。また、企業の現場における実際の課題に基づく取り組みの例や、具体的なモデルケースについてもお話しいたします。組織の健康経営推進、社員に対する教育施策にお悩みの方、ヘルスリテラシーについて学びたい方に必見の内容です。ぜひ奮ってご参加ください。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
<スピーカー>
宮尾 亮子Ryoko Miyao株式会社保健同人社
事業開発部 第二室 チームリーダー/CWOオフィス
臨床心理士・健康経営アドバイザー
大学院修了後、臨床心理士として都立病院にて勤務。メンタルヘルス不調や依存症のクライアントに対するカウンセリング、家族への心理教育などに従事した後、2017年に株式会社保健同人社に入社。EAPコンサルタントとして、多数の企業の組織分析、人事へのコンサルティング、管理職研修などを行った。現在は、企画開発部門にて健康経営やメンタルヘルスにかかわる企画・コンセプト設計を中心に担当。企業人事向けのサービス企画を担う他、ヘルスケアビジネスに関するコンサルティングやアドバイザーとしても活躍。また、CWOオフィスとして社内の健康経営推進も担っており、各種セミナーへの登壇などブランディングに関わる活動を行っている。
川⼝ 泰司Yasushi Kawaguchiサイコム・ブレインズ株式会社 取締役専務執行役員 CDO最高デジタル責任者
20年を超えるeラーニング業界、教育研修業界の経験を持ち、現在は研修動画サブスクリプションサービス「ビジネスマスターズ®」のほか、次世代型教育研修プラットフォームの開発を進めている。教育研修全般の新たなビジネスモデルの立ち上げなど、ICT活用に関する豊富な経験を生かしたサービス開発を得意分野としている。対外活動では、マイクロラーニングコンソシアム代表理事をはじめ、教育研修分野の各種団体役員のほか、教育システム情報学会の産学連携委員を務めるなど、学術発のテクノロジーの認知向上に貢献している。
<ファシリテーター>
今矢 敦士Atsushi Imayaサイコム・ブレインズ株式会社
コンサルタント
立命館大学法学部卒業後、日系コンサルティング会社でクライアントの業務効率化システム導入・運用プロジェクトに従事。サイコム・ブレインズ入社後は、夜間のビジネススクールの運営に従事。現在はコンサルタントとして企業の人材育成支援に取り組む。管理職の候補者選抜・育成・登用におけるオンラインアセスメントの活用、マイクロラーニングの手法を用いたデータ活用人材の育成など、領域を問わず顧客の課題に最適な手段を提案することを得意とする。兵庫県伊丹市出身。休日は社会人サッカーチームで汗を流し、カフェ巡りで英気を養っている。