2022年5月公表の人材版伊藤レポート2.0にて、政府は、企業のイノベーション創出の手段として『知・経験のダイバーシティ』を提言し、多様な人材を戦略的に活用することの重要性を示しました。「人材の多様性がイノベーションにプラスに働くこと」は、多くの方が感覚的に理解していることと存じますが、実際に自社の活動に落とし込もうとすると今ひとつピンとこなかったり、成果創出までの道筋の作り方に悩まれる企業様も多いのではないでしょうか。
そこで、今回のセミナーでは、技術経営、イノベーション・マネジメントの専門家である早稲田大学ビジネススクールの長内厚教授をお招きし、イノベーションを生む企業の特徴、ならびに、経営上のメリットをもたらす「“得する”ダイバーシティ・マネジメント」の考え方や具体的な取り組み例について、弊社でDE&Iのプログラムディレクターを務める太田由紀との対談の中で明らかにします。
また併せて、この度、長内氏に監修を頂いたオンラインテストツール「DE&Iリテラシーテスト」の概要と、イノベーションが生まれる組織風土の醸成を目指す企業様の施策検討、進捗の可視化といったシーンでの活用法についても紹介します。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
長内 厚Atsushi Osanai早稲田大学大学院経営管理研究科・教授
1972年、東京都生まれ。1997年、京都大学経済学部経済学科卒業後、ソニー株式会社入社。ソニーにて10年間、商品企画、技術企画などに従事。商品戦略担当事業本部長付を経て京都大学大学院に業務留学。博士号(経済学)取得後、神戸大学経済経営研究所准教授、ソニー株式会社外部アドバイザーなどを経て2011年より早稲田大学准教授。2016年に現職。ハーバード大学客員研究員、台湾東海大学国際学院訪問教授などや、国内外の企業の顧問も務める。2016年から現在、九州大学大学院経済学府客員教授、ビジネスブレークスルー大学大学院客員教授なども務める。2023年より総務省情報通信審議会専門委員。フジテレビ「Live News α」レギュラー出演。ダイヤモンドオンライン、講談社「with」連載中。近著は「イノベーション・マネジメント」(共著・中央経済社)。YouTubeチャンネル「長内の部屋」を開設し、積極的に発信を行っている。
太田 由紀Yuki Otaサイコム・ブレインズ株式会社
取締役専務執行役員
一橋大学社会学部卒業。株式会社リクルートにて中小企業の新規顧客開拓営業、および求人広告媒体の編集制作を担当。キャリアや人生を自ら切り開き構築する人々とともに歩み、支援したいという思いから1986年ブレインズ株式会社を設立。2008年にサイコム・インターナショナルとの合併を経て同年より現職。同社の人事を統括するとともに、研修プログラムの開発に力を入れる。また、講師としても約1万人への研修実績を誇る。担当研修はリーダーシップ強化研修、意思決定力強化研修、ビジョン立案強化研修、OJT強化研修、キャリア開発研修、UPAビジネスコミュニケーションスキル研修、UPAネゴシエーションスキル研修、UPAコーチングスキル研修など。近年では、組織のダイバーシティ推進および女性のキャリア開発支援に力を注ぎ、ミドルマネジメントを対象とする「アンコンシャス・バイアス研修」などの企業内研修に多数登壇。