- 福永 美保サイコム・ブレインズ株式会社
コンサルタント

日本企業の経営のグローバル化にともない、私たちは国内外問わず異なる文化を持った他者と接し、理解し合い、柔軟に対応し、行動や結果につなげることが、これまで以上に求められています。サイコム・ブレインズグループが提供する「異文化理解と適応」に関する研修では、オランダの社会人類学者で異文化・組織文化研究の世界的な権威であるヘールト・ホフステード博士の長年の研究に基づいた理論を取り入れ、ソフトな「異文化」の課題に対して、ハードな「理論に裏付けされた数字」を使ってアプローチする方法を紹介しています。
そのホフステード博士の理論をベースに、文化を経営における重要な要素として研究・コンサルティング活動を行う専門家集団「Hofstede Insights」では、「The Culture Factor」という国際会議を毎年開催しています。2019年は11月13日から3日間、ルクセンブルクで開催されました。サイコム・ブレインズから参加した2名が、セッションの内容や所感をレポートします。