- 齊藤 彩サイコム・ブレインズ株式会社
コンサルタント

2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%に引き上げる──政府が打ち出した女性活躍推進の目標、いわゆる「202030」は達成されず、2030年へと先送りされました。管理職や役員の登用といった努力目標を達成するべく、企業は様々な取り組みをしてきましたが、果たしてこれらの活動は、経営にプラスの効果をもたらしたのでしょうか。また、すでに一定の成果を上げている企業のダイバーシティ推進担当者からは次のステップとして何に取り組めばよいか、今後の方針や施策に悩む声もお聞きします。これからの答えを紐解くカギは「タレントの可視化」にあります。今回はアセスメント活用で企業のタレントマネジメントを支援しているプロファイルズ社の福島竜治氏をお招きし、企業が今後のダイバーシティ推進のために取り組むべきことは何か、ディスカッションをしました。