Seth Godin 氏は、デジタル時代のマーケティングに関する数々の世界的ベストセラーの著作で知られ、「Thinker 50 (最も影響力のある経営思想家)」 にも選出されたマーケティング専門家です。Godin氏による基調講演『Dancing on the Edge of a Revolution』では、はじめに、“Development”とは、学校教育のように「もっと学べ」と強制する“Education”とは違い、「自らそうしたいと選ぶもの」であること、また「変えたいと思う人々のために見せる、惜しみない粘り強さ」であると語りました。
今年のATDの最後の基調講演。スピーカーは、グラミー賞の獲得実績もある作曲家・指揮者で、世界58ヵ国2051人によるバーチャル合唱団のYouTube動画が580万回以上再生されている、Eric Whitacre氏です。彼のスピーチ『Creativity and Connection』は、おそらくここ数年のATDで最も盛り上がったものの一つではないでしょうか。
講演の最後は、ワシントンD.C.の合唱団がステージに登場。彼の楽曲「Fly to Paradise」を、背景に映し出された世界各国8,420人のバーチャル合唱団とシンクロさせながら大合唱し、その圧巻のパフォーマンスは、今年のATD国際会議のクロージングを大いに盛り上げ、オーディエンスは大きな拍手とスタンディングオベーションで讃えました。
同志社⼤学⽂学部卒業。TiasNimbas Business School(オランダ)MBA。旅行代理店、株式会社リクルートを経て、オランダのビジネススクールへ。在学中にHRに興味を持ち、卒業後の2012年、サイコム・ブレインズ入社。クライアント企業の国内外における幹部育成研修、イノベーション人材育成研修などを担当する。近年はDXや組織変革といった難度の高い施策に対し、胆力を持ってやり抜くことができるリーダーの育成を目的としたプログラムの開発に注力している。 兵庫県神戸市出身。趣味は舞台鑑賞。