変化するビジネス環境に対応し中長期的に成長しつづけるために、企業は「知・経験のダイバーシティ」(※)をさらに推し進めることが求められます。この序盤のステップとして、“少数派の最大グループ”である女性を意思決定層に増やしていくことは依然として大きな課題ですが、職場のリモート化によって、女性本人のリーダーシップ発揮の方法にも変化が求められています。
「周囲の巻き込みが苦手」「意思決定に自信が持てない」といった女性リーダーの課題は従来から見受けられました。加えて、リモートでの業務・コミュニケーションにおいては、組織の少数派が部下・同僚・上司といったステークホルダーから充分に情報を引き出し、迅速に決断することの難度はさらに上がっています。これらの状況を克服し、正当な自信や経験を積み上げるためには、必要な情報を収集したうえで目指す方向性を定め、ステークホルダーに伝え巻き込むといった、意思決定のプロセスとスキルを磨く必要があるでしょう。
今回のセミナーでは、女性リーダーの育成において企業が抱える直近の課題を概観するとともに、2023年6月に開講する公開講座の中から、意思決定力強化のプログラムをご紹介します。
多様な専門性、経験、価値観をもった人材を登用し、活躍機会を提供すること(2022年5月経済産業省公表「人材版伊藤レポート2.0」より)
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
このセミナーはZoomミーティングを使用いたします。途中、ご参加者同士の意見交換のセッションを予定しております。発言ができる環境でのご参加をお願いします。
太田 由紀Yuki Otaサイコム・ブレインズ株式会社
取締役専務執行役員
一橋大学社会学部卒業。 株式会社リクルートを経て、 1986年ブレインズ株式会社を設立。 2008年にサイコム・インターナショナルと合併し、 取締役専務執行役員に就任。 人事統括と共に、 ヒューマンスキル系研修プログラム、及びダイバーシティ推進プログラムの開発を統括する。 また 講師として、年間百数十日の研修に登壇。 「日本企業のダイバーシティ推進の動向」「男性の育児休暇取得」「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」などのテーマで『Chemical&Engineering News(C&EN)』『Yahoo!ニュース』『読売新聞』『NHKニュース おはよう日本』などメディア掲載多数。