2015年10月22日(木)に開催済みのイベントです。
映像講義と演習を組み合わせたプログラムを体験
『管理職のためのリーダーシップ実践』は、「管理職が現場において具体的な行動をもってリーダーシップを発揮できるようになる」ことにフォーカスしたプログラムです。今回のセミナーでは、このプログラムの特徴である「リーダーシップについて理解するオンライン配信の映像講義」、そして「部下とのコミュニケーション」「ビジョンの構想・発信」に必要な行動・スキルを疑似体験しながら学ぶ「演習セッション」の一部を体験していただきました。ご参加いただいた方には、セミナー当日までに映像講義『リーダーに必要15の行動』の中から、演習セッションで扱うテーマに関連した講義をあらかじめ視聴していただきました。
今回のセミナーを通して、映像講義と演習を組み合わせることによる効果を多くの方に実感していただくことができました。映像講義にご関心のある方は全編の視聴が可能ですので、是非お問い合わせください。
経験から紐解くリーダーシップ
アイスブレイクも兼ねた一つ目の演習は、グループ内で「リーダーシップを発揮した経験」を発表し合うことから始まります。ご自身の体験、リーダーとして取った行動をホワイトボードにたくさん書き出します。講師は参加者の体験談を受け、共通する要素を抽出し、
- 「やる気になってもらうメッセージを打ち出す」
- 「なんでダメだったか、どうすればいいか、を話してもらうことで、納得感をもたせる」
- 「対個人(1対1)と対チーム(1対多)両方をカバーする」
…といったキーワードにまとめながら、曖昧になりがちな「リーダーシップ」という言葉が示す具体的な行動を徐々にクリアーにしていきます。今回のセミナーの参加者は、人材育成に関わる方が中心でしたので、リーダーシップ開発について自社が抱える課題や現在の取り組みについても活発に議論されました。
“業績不振の拠点に配属されるリーダー”をロールプレイで体験
二つ目の演習は、架空の設定を用いたロールプレイを行いました。このロールプレイでは、業績が伸び悩む営業所に配属された所長がファシリテーターとなり、それぞれ異なった思いを持つ所員たちと会議を行います。所長役を演じた方は、「すべてのメンバーに気を配りながら会議を進めていく難しさ」「現状をメンバー間で共有し方向性を定める大切さ」「人の配置において戦略(ゴール)を明確にすることの重要性」などについて実感していただけたようです。
当日資料(抜粋)
参加者の声(一部抜粋)
- 映像講義による学習をふまえたうえでの演習が効果的だと思いました。「15の行動」は全ての要素に興味がありますが、個人的には「育成スキル」の部分をより知りたいと思いました。
- 現状直面している問題解決へのヒントとなり、理論を学ぶ上で非常に参考となりました。実践に繋げたいという気持ちになりました。
- 新任の管理職はもちろん、既任の管理職にとっても復習となる内容と思いました。
- 多くの実務を経験された方の話、ケーススタディ(ドラマ)など様々な映像により理解度が高まり、興味深く学べ、時間の長さを忘れました。