昨年、政府は「女性版骨太の方針2023」にて、東証プライム上場企業に対して2030年までに女性役員比率を30%に引き上げることを求めました。自社の成長戦略として、女性リーダーの育成・登用に本腰を入れる企業の数は年々増加している一方で、全国の女性役員比率はいまだ10.6%(※)の水準にとどまっており、あらためて取り組みの強化を呼びかけた形です。
各社の取り組みが進みにくい要因のひとつとして考えられるのが、「社内からの理解の得にくさ」です。女性に特化した施策を実施することに対し、社内から「優遇し過ぎではないか」「もう十分ではないか」といった声があがることは少なくありません。今後、取り組みを強化していく上で、社内への働きかけ方や進め方に悩まれるご担当者様も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、「DE&I担当者のお悩み解決セミナー」と題して、企業のDE&I推進を長年支援するサイコム・ブレインズの太田由紀が、女性リーダーの育成・登用について、国内の動向を概観すると同時に、「経営や組織にとってのメリット」と「女性ならではの課題」の二つの観点からその意義を解説し、社内から理解・協力を得るためのヒントをお伝えします。また、自社の取り組みを前進させるための具体的アクションについても紹介します。
2023年7月31日時点。全上場企業を対象として。内閣府「上場企業における女性役員の状況」より
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
太田 由紀Yuki Otaサイコム・ブレインズ株式会社
取締役
DE&Iプログラムディレクター
一橋大学社会学部卒業。 株式会社リクルートを経て、 1986年ブレインズ株式会社を設立。 2008年にサイコム・インターナショナルとの合併を経て同年より現職。 人事統括と共に、 ヒューマンスキル系研修プログラム、及びダイバーシティ推進プログラムの開発を統括する。 また 講師として、年間百数十日の研修に登壇。 「日本企業のダイバーシティ推進の動向」「男性の育児休暇取得」「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」などのテーマで『Chemical&Engineering News(C&EN)』『Yahoo!ニュース』『読売新聞』『NHKニュース おはよう日本』などメディア掲載多数。
お気軽にお問い合わせください。
担当:安田・大槻・兒玉