株式会社GSユアサ様

ビジネスマスターズ®導入企業インタビュー 株式会社GSユアサ様

自社に最適な映像教材を制作し、運用する中で分かった動画活用のメリットと定着ポイント

  • 株式会社GSユアサ 人事部人材グループ グループマネージャー

    有田 喜美様

  • 株式会社GSユアサ 人事部人材グループ リーダー

    竹林 尚美様

各種蓄電池や電源システムなど、私たちの社会インフラを支える製品を製造・販売しているGSユアサ様。ビジネスマスターズに搭載された映像教材と集合研修を巧みに組み合わせながら、ダイバーシティおよび働き方改革を着実に推進している有田様と竹林様にお話を伺います。

女性社員のキャリア開発が動画の活用の始まり。自社にフィットした教材を探していた。

  • 江島 信之
    貴社とのお付き合いは、コンプライアンス、それから、ダイバーシティ推進に関するご相談がきっかけでした。
  • 有田 喜美様

    コンプライアンス教育を全社的に、初めて展開するにあたり、講師の選定はもちろん、プログラムもカスタマイズいただき、研修を非常にスムーズに実施できたことから、その後も様々なことを相談させて頂いています。直近では貴社の公開講座「女性のための人財育成プログラム」や「海外赴任前研修1日公開講座」にも社員を派遣しています。

  • 江島 信之

    ビジネスマスターズの導入という点では、実はそれ以前に、女性社員のキャリア開発支援に関する映像教材のご相談を頂きました。

  • 有田 喜美様
    当時の課題は「男性上司による女性社員のキャリア開発支援」と「女性社員自身のキャリア形成に対する意識の向上」でした。数年前から研修とあわせて活用できる映像教材を探していましたが、「この部分はうちの会社には合わない」あるいは「特定の階層にだけしか使えない」というように、決め手に欠けるものが多かったのですが、サイコム・ブレインズさんに相談したところ、当社のリクエストをふまえたうえで新たに制作していただけることになりました。結果として社内での評価が非常に高い教材ができ、女性社員とその上司だけでなく、今では3年目社員のキャリア開発研修にも導入するなど、社内での活用の幅も広がっています。
  • 江島 信之

    ご相談いただいた内容は他社様にも当てはまることでした。一般的なダイバーシティやキャリア開発の理論だけでなく、男性、上司、女性という3つの目線がバランスよく組み込まれた内容の教材は意外となかったように思います。そこで、貴社のご要望を伺いながら、同時に汎用的に使えるものを目指して開発しました。この教材は今ではビジネスマスターズにも搭載されています。

    「女性部下育成の考え方とスキル」講座:ライフイベント適齢期を迎える女性部下を持つ上司が、中長期的な視点で女性部下の成長を支援するために必要な情報や注意点、育成のポイントをわかりやすく解説する。

職場ではディスカッションしにくい「女性の健康課題」。動画にすることで男性も巻き込みながら意識を高めることができた。

  • 江島 信之
    次にご相談頂いたのが「女性社員が働きながら自身の健康課題をどうコントロールするか」というテーマについて、男性社員とも共有したい、というものでした。
  • 竹林 尚美様

    人事部として働く女性の健康の課題をしっかりとサポートしていくためのコンテンツを探していました。ところが、あまりに女性に特化しすぎた内容ばかりで、社員の8~9割が男性という当社において、彼らを含めて展開することに懸念がありました。

    そこで、貴社に相談したところ、たとえば「女性だけでなく男性にも更年期ならではの健康課題がある」といった男性に関わるコンテンツも上手くミックスした映像教材の制作を提案頂きました。会社全体ではダイバーシティだけでなく健康経営を推し進めているところでした。両方をカバーすることができたので、本当に良かったです。また、これを機に他のジャンルの動画も見放題で視聴できるビジネスマスターズを導入することにしました。

  • 江島 信之
    この動画は貴社の課題を伺いつつ専門の医師の方にも監修いただきながら短期間で制作しました。サイコム・ブレインズはこうしたスピーディな映像開発が得意です。
  • 竹林 尚美様

    実際、6年目社員と新任管理職に対してこの動画を研修課題として視聴してもらったところ、予想を超える反響がありました。男性管理職からは「女性の健康課題について知らないことが本当にたくさんあった」といった感想をもらっています。こうしたテーマは、研修で社員が話し合っても意見を出しにくいことがありますが、みんなが同じ動画の内容を基にすると、意見交換がしやすいといった良さがあります。使ってみて初めて、映像教材にこうしたメリットがあることが分かりました。

  • 有田 喜美様

    この動画をビジネスマスターズ上で研修課題として必須視聴にしたところ、受講者側から「ほかの動画もたくさんあるので、色々視聴してみたいと思う」といった声がありました。コロナ禍で在宅勤務が進み、移動時間がない分、自己啓発のための時間も取りやすくなる中で、自分が興味のある内容を5~10分単位の短い時間で学習できるビジネスマスターズを導入できたことは、タイミングとして非常に良かったと感じています。

  • 江島 信之
    今回貴社からのご相談をきっかけにラインナップになかった動画を作ることになりましたが、今後も皆さまからのご意見をいただいて多様なニーズに応える動画ライブラリを拡充していきたいです。
  • 「健康経営と女性が働きやすい職場づくり」講座:ライフステージごとに直面する自身の健康課題について社員が正しく理解し、健康経営を実現するために、今日から実践できる具体的な事例やポイントを学習する。

コロナ禍でのバーチャル研修と動画の活用。人事の工夫しだいで社員からポジティブな反応を得ることができる。

  • 中澤 悠希也
    研修の事前事後課題や、見放題での導入、いずれの場合も活用がスムーズに進まない企業もあるようです。貴社では必須にした動画は視聴率100%とのことですが、どのような取り組みをされていますか?
  • 竹林 尚美様
    人事部からのアクションとしては、まず事前にメールで受講者と上司の双方に「研修の課題として動画による学習がある」ということを伝えました。それによって受講者は就業時間中でもすきま時間を使って視聴することができます。ビジネスマスターズにもリマインド機能はありますが、当社では人事部から上司をCCに入れてリマインドメールを送ることもしています。働き方改革が進み、就業時間内に研修を実施して残業も発生させない、という研修のあり方が求められていますので、限られた時間の中で研修の目的を達成するためには、集合研修への参加以外に、事前・事後課題として動画を視聴いただくことは必須なのです。
  • 中澤 悠希也
    その集合研修もコロナ禍でオンライン化が進みましたが、社員の皆さんの反応はいかがですか?今年の経験を踏まえて、来年度について検討されていることがあればお聞かせください。
  • 有田 喜美様

    今年はコロナ禍で新入社員も集まって研修ができませんでした。階層別研修も、今回初めて動画の視聴とバーチャル研修を組み合わせて実施しました。動画は好きな時間に視聴できますし、バーチャル研修も移動が不要です。プログラムの工夫次第で、ちゃんと学習できることが分かりました。社内からも研修のオンライン化に対して非常に好意的な反応を頂きました。

    人事部として社員に学んで頂きたいことは沢山ありますし、社員の自己啓発に対する意識も高まっています。研修の課題として指定した動画の視聴だけでは知識やスキルの向上の幅は限定的なものになってしまいますので、ビジネスマスターズに搭載された様々な動画を人事部から定期的に案内することによって、社員の自律的な学習も支援していきたいと思っています。

  • 江島 信之
    動画を活用した学習スタイルが今後社内に定着すると、素晴らしいですね。一方で、オンライン化が急速に進む中で、オフラインの意味付けについて改めて考えるべき時が来たと思います。バーチャル環境では生まれないようなコミュニケーションや、ノンバーバルな部分を含めて生み出されるものが注目されるようになり、対面の集合研修を実施する際の目的は、何かを「学ぶ」というよりも、集まって何かを「生み出す」ということに、シフトしてきていると感じます。
  • 有田 喜美様
    当社の社員教育におけるオンライン化は進みましたが、やはりオフラインの集合研修には対面ならではのメリットがあると思います。例えば、メンバーに会った時の空気感、実際に対面で話すことによって伝わる温度感、そうしたものを集合の場で共有することによって、同じ会社で頑張って働いているメンバーとしての一体感が醸成されたりする。今のところ、これをバーチャル研修で得ることは難しいと思っています。
  • 竹林 尚美様
    オンライン化に対する社内の反響に見られるように、時代の変化に応じて社員も変化し、様々な新しい研修ツールも生まれてくる、といったことを経験しました。こうした急激な変化の中においても時代の流れに遅れることなく、学んでいただく内容も、研修のやり方も、進化させていかなければいけないと感じています。
  • 有田 喜美様
    改めて振り返ると、恐らく数年前に映像教材を導入した当初は、特に階層が上位の社員にとっては、動画視聴が階層別研修の課題になることに対して違和感、あるいはハードルを感じた方もいたと思います。ですが、一度体験すれば、オンライン化に対するハードルはぐんと下がるようで、コロナ禍という環境にも後押されて、映像教材の視聴もバーチャル研修も非常に好評を得ることができました。これからは、映像教材による教育を増やしつつ、オンラインとオフラインによる集合研修、それぞれのメリットを上手く使い分けて、よりハイブリッドな研修を提供していきたいですね。
  • 江島 信之 Ejima Nobuyuki

    江島 信之Ejima Nobuyukiサイコム・ブレインズ株式会社
    執行役員
    / シニアコンサルタント

    同志社大学で心理学を専攻。卒業後、ユニチカを経て、東証2部に上場している独立系コンサルティング会社に入社。大手上場企業を中心に雇用調整コンサルティングからマネジメント研修、営業研修、覆面調査を使ったCS向上研修等幅広く組織活性化の支援を行う。在職中に同社が出資していた、メンタルヘルス専門IT会社の株式会社ライフバランスマネジメント社(現アドバンテッジリスクマネジメント社)にボードメンバーとして参画。その後エーオンコンサルティングジャパン株式会社(現エーオンヒューイット)入社。マーケティング、営業、中堅社員向けの研修の講師、コミュニケーション研修等のコンテンツ開発などを行う。2012年サイコム・ブレインズ入社。営業部門の責任者として会社の売上全体を管理し、営業メンバーの育成やマーケティングを行っている。 京都府出身。趣味はゴルフ。最近は自宅がある浅草界隈の散策をして休日を過ごす。

  • 中澤 悠希也 Yukiya Nakazawa

    中澤 悠希也Yukiya Nakazawaサイコム・ブレインズ株式会社
    / コンサルタント

    学習院大学文学部哲学科卒業後、外資系アパレルメーカーに入社。ヴィジュアルマーチャンダイザーとして売上に貢献し、旗艦店舗のマネジャーに就任。数十人の部下のマネジメントに従事し、人材育成の喜びに触れる。サイコム・ブレインズ入社後、アソシエイトを経て、現在はコンサルタントとしてリーダーシップ、ダイバーシティ推進、キャリア開発などの研修プログラムの企画提案に従事。ビジネスパーソンがその人らしく働ける会社が日本にあふれることを目指す。日本フューチャーラーナーズ協会認定ブレンディッドラーニング・デザイナー。東京都出身。趣味のサーフィンのために湘南に移住。週末はもちろん、平日でも波があれば出勤前にひと乗り。