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大手エネルギー関連企業 新任管理職のリーダーシップ開発

チームとして結果を出せるリーダーになって欲しい

「部下をうまく巻き込むことができず、多くの業務をひとりで抱えこみがち」

「部下が自分で主体的に考えて行動してくれない」

今回の研修対象者は、課長になって1年程度の社員であり、はじめて部下をもつことによる様々な問題が顕在化していた。研修を通して課長のリーダーシップを強化し、「自分だけでなくチームとして結果を出せるようになる」ことが期待されていた。

サイコム・ブレインズのご提案

上記の課題を解決するため、サイコム・ブレインズからは以下の施策を提案した。

  • 映像講義:集合研修に必要な基本事項の理解
  • 集合研修:実践を想定したリーダーシップ行動のトレーニング(3.5日間)
  • 現場での実践(3か月間)
  • 実践期間後の360度診断
  • フォローアップ研修:診断結果のレビューとフィードバック
  • 映像講義による再学習

映像講義と演習により、リーダーに必要な行動を具体的に学ぶ

サイコム・ブレインズでは、部下に対する「方向性の共有」「仕事のアサイン」「育成」など、管理職が身につけるべきリーダーシップを、15の具体的な行動要件として体系化しており(下記参照)、この要件に基づいた研修プログラムを提供している。

  1. 組織の方向性を確認する
  2. 自分の価値観を認識する
  3. 共有するべき価値観を示す
  4. メンバーを知る
  5. メンバーとのコミュニケーションを密にする
  6. チームのビジョンを構想する
  7. チームのビジョンを共有する
  8. リーダーシップの発揮の仕方を考える
  9. 経験から内省を促し次の行動に導く
  10. ティーチングとコーチングを使い分ける
  11. メンバーのモチベーションを上げる
  12. 新しい仕事をアサインする
  13. 重要な仕事を任せて育てる
  14. 自律的なチームをつくる
  15. ファシリテーションで発言と議論を促す

今回は人事部門とのディスカッションにより、特に強化すべき5項目に沿ってプログラムをカスタマイズした。またオンライン配信による映像講義を視聴して、基本事項をあらかじめ学習したうえで集合研修を実施。研修では、現場での実践を想定したロールプレイ、ケーススタディといった演習に多くの時間を割いた。

現場での行動に対して、客観的なフィードバックを受ける

集合研修の実施後、受講者は各々のアクションプランに基づいて学習内容を実践。
3か月後には上司、部下、本人による360度診断を2週間かけて実施。フォローアップ研修では、受講者が自身の診断結果を開示し、受講者間でフィードバックを行った。

受講者の声

  • 「リーダーシップ」という、言葉だけでは曖昧なものを、具体的な行動レベルでイメージすることができた。また学習したことを自分の問題に置き換えて、現場でどのように行動すればよいかを深く考えることができた。
  • 日々忙しいと自分自身について振り返る余裕がない。研修や360度診断によって、なかば強制的に振り返りの機会を得ることができ、自分を冷静に見つめ直すことができた。振り返ることによって、学習したことを現場で確実に実践し、習慣化しようという意識が生まれた。
  • 映像教材には講義だけでなく、実体験やドラマがあり、興味深く学ぶことができた。

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