マネージャー候補者を客観的に評価して欲しい
この企業では、営業マネージャーを選抜するにあたり、社内での検討に加え、社外の専門家による客観的な評価を求めていた。
この企業では、営業マネージャーを選抜するにあたり、社内での検討に加え、社外の専門家による客観的な評価を求めていた。
人事部門とのディスカッションを通して、目標達成に必要な「タフネス」、および組織をけん引して成果をあげるための「リーダーシップ」の二つの軸で、個々の候補者を評価することが決まる。サイコム・ブレインズからは、信頼のおけるアセスメントツールの活用、および候補者の実際の行動観察を提案した。
ストレス耐性の測定においては、潜在的なストレス耐性や現在のストレス状態を総合的に診断できるアドバンテッジ リスクマネジメント社の「ADVANTAGE INSIGHT」を採用した。集合研修の序盤は、診断レポートのレビューとともに、ストレスマネジメントのための基本的な考え方とスキルを学習した。
その後、自社の営業組織の課題や他社事例を題材にプレゼンテーションやディスカッションを課し、各候補者に論理性、統率力、共感力など、リーダーシップを発揮するための要素が備わっているかを行動観察から診断した。また、個人ワークの時間を活用して、ひとりずつ別室でインタビューを実施。過去の成功・失敗からどのような教訓を得ているかなどをヒアリングした。
ストレス耐性診断、個別インタビュー、研修による行動観察の結果、当該企業が当初考えていた適格者と、サイコム・ブレインズが推薦する候補者がほぼ一致。この施策を通して、人事部門からは「自信をもってマネージャー昇格者を決定することができた」との評価を得た。