アンコンシャス・バイアスと女性活躍推進
去る2019年1月25日、港区立男女平等参画センターで、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)と女性活躍推進セミナー」を開催しました。企業様や、テーマに関心がある多数の参加者が来場され、女性活躍などダイバーシティ推進に対する関心の高さが伺えました。冒頭の「アンコンシャス・バイアスとは何か?」という問いに対しては、「言葉は聞いたことがあるけれど、意味がよく分からない…」と多くの参加者がお答えになりました。誰もが持ち得るアンコンシャス・バイアスは、ダイバーシティを推進するにあたって障壁となります。「子育て中の女性に出張を命じるべきではない」といった考えがそれに当たります。当社講師の太田からはアンコンシャス・バイアスの基礎知識に始まり、企業が取り組む意義と課題解決策の解説があり、参加者はテーマに関する理解を深めていきました。
女性活躍推進における意識調査
アンコンシャス・バイアスを緩和するためには、何気ない言葉や行動にも偏見が隠れているのだと気づくことが重要です。メディアにも注目されている配布資料の「女性活躍推進における意識調査」には、職場での具体例も多く記載があり、参加者は熱心に目を通していました。女性がより一層社会で活躍するためには、アンコンシャス・バイアスへの理解を深めることが、今後ますます必要となってくるでしょう。